シャンプー剤を選ぶ
「自分に合うシャンプーは」難しいですね、目的を決めると選び易いかもしれません。
シャンプーの目的とは何でしょ?
汚れを落とすのが主目的であるのは どれも変りありませんが 目的がある人とは下記のような方だと思います。
・髪が痛みやすい人 ・フケが出やすい人 ・痒みが気になる人 ・カブレ易い人
補足*石鹸 シャンプーについて
シャンプー剤には 石油系(合成) 植物系(主にヤシ油)が主に 少数派ですが動物脂系や穀類油脂系 等に分かれます。
無添加(と謳った)石鹸シャンプーが 一時流行ましたが 2001年3月末から[化粧品全成分表示制]とともに 無添加と使わなくなったと思います。
無添加などと 響きがよい言葉で購入された方も多いと思いますが、理容師の立場から言わせてもらうと、使用している方の多くが、髪が粗硬化し、きしんでいました。
これは、アルカリ成分が強い為と思われ、「髪には 余り良くないとおもいます」。
しかし、皮膚に対しては問題ないと思います(皮膚は弱酸性に戻る事が出来る)。
髪がきしむ場合 リンス等でPHを弱酸性に戻してください。
石鹸シャンプーは ボーズや2〜3センチの短髪などは(ブリ−チヘアーは除く)問題無いと思います。
も一つ 言わせてもらうと「石鹸シャンプーは地球に優しい」と思われているが、
公害指数から見て石鹸派・合成派ともほとんど変りが無いそうです。
* PHが弱酸性のタイプがお勧め! 〔アルカリ分が強い場合髪が 粗硬し ギシギシになりますょ〕
* 洗い方も注意が必要です。
シャンプー剤の 使い過ぎが 毛髪に与えるダメージは かなり有ります。
頭皮を洗うのを 主目的でシャンプーをしましょう。
まさかその長い髪を 手にはさみ、もみ洗いなどしてませんよね?
・
公害指数
洗剤が及ぼす水質汚濁の度合いを数値化したもので、石鹸の分解速度を 1とした場合の 各、界面活性剤分解速度の平均値。
排出される界面活性剤量×平均分解速度で水質汚濁のレベルを計り知るもの
・スプーン 一杯の油が 環境にダメージを与えない程度までにする場合、その希釈に必要な水の量は バスタブ〔風呂桶〕 10杯以上必要だそうです。
流しのコーナーポスト〔三角ゴミ受け〕に 油のついた残り物を そのまま入れ 油がシンク(流し)に流れた場合は、シャンプーの排水より ダメージが大きいかも知れませんね。
*殺菌剤入りにタイプがお勧め*
乾燥肌の方は特に、シャンプーの量も気にしてください、使い過ぎると 頭皮の角質がボロボロになり、これもフケの原因になります。
ていねいな すすぎをしてください。
脂性でフケが出やすい方は シャンプーを怠らないで下さい、日々の手入れが薄毛に成るのを 遅らせます。
フケ・痒み・湿疹が出やすい方は 成分に注意しましょう、どれが合わないか 判ってくると思います。
2001年4月頃から 成分表示方法が変わり アレルギーが起こった成分などが 表示されるようになりました
表示指定成分→GO 〔注:これらの指定成分が 必ずアレルギーを引き起こすわけではない〕
*低刺激性のシャンプーがあります、薬剤師がいる薬局などで手に入る* (相性は有りますよ)
痒みや湿疹が出やすい方は 成分に注意しましょう、どれが合わないかわかってくると思います。
表示指定成分→GO 〔これらの指定成分が 必ずアレルギーを引き起こすわけではない〕