枝毛について
(剥髪裂毛症ー確認中)

髪が傷むとは、まず感じる手触りの悪さ、枝毛に代表されるバサバサ感、見た目が悪い。

最近までの説明は 皮膚内部で細胞分裂されて 出てきた毛髪は 陶器工場から出てきた 商品(陶器など)に等しいと説明してきました。

いったん工場を出たら だんだん古くなり 割れて壊れたら修復が不可能だが 禿る原因ではないと説明をしてきました。
つまり、工場から出てきた商品が いくら割れたり傷んでも 工場自体に関係なく、どんどん新しい商品を作り出せるので 工場さえ大事にしたらよい 例えておりました。

この説明でよいと思いますが 最近になりタウリンが髪を修復する成分として見直されてきました。

今までは 傷んだ髪は 切り取るしか無いと説明してきましたが 髪の傷みにタウリンが有効で 髪の組織を強固に繋ぎとめることができるそうです。

新しい商品としては まだ出てはいませんが 近い将来髪の組織を修復する 簡単な薬品が発売されるかもしれませんね。

ついでにお話いたしますが、シリコン配合のシャンプーなどがありましたが 最近見かけませんね。
シリコンは手触りがよくなりますが 根本的に髪の損傷を修復をしてくれません。

そればかりか防水効果が上がり 髪の水分調整を邪魔して 乾燥しやすくなり 結果 髪を傷めることとなります。
安いシャンプーがあっても 成分をチェックして購入してください。
(成分表にシリコンはありませんが、他の成分は アレルギー体質の方ならチェック済みですよね!))

※!
質の良いシャンプーでも、使いすぎにはご用心、シャンプー剤のアルカリ性は髪のたんぱく質を傷めます。
シャンプー後のリンスは、アルカリ性を中和するためのもので、絶対に必要です。
(リンスインシャンプーは、お勧めできません、洗髪時の手触りは良いが、話になりません。)

また、髪の表面にある、鱗(うろこ)状のキューティクルは、髪が濡れている(湿度が高い)状態では 鱗が開いて広がっています。
その状態で、毛髪同士が擦れあうと キューティクルの破損が起こり、毛髪自体が保湿性を失い、枝毛(白髪裂毛性)に成りやすくなります。
(長〜い髪を洗う時は、揉まずに 薄いシャンプー液に付ければ十分で、良くすすいだら すぐにリンスです。)

下の切り抜き情報は 讀賣新聞の 2005年5月26日の新聞から (写真を撮りました・神奈川県湘南方面版)

床屋でチョッとネタ