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浜降り祭 (茅ヶ崎市) 床屋でチョッとネタ
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浜降り祭は 毎年7月の海の日、早朝 茅ヶ崎海岸柳島側の漁港付近(サザンビーチ西隣り)で行われる。
まだ未明の(午前2時30分頃)、寒川神社にて 発興祭が行なわれ、各神輿が集まりだす。
まだ明けやらぬ各町内に、「どっこい、どっこい、どっこいこーりゃ」と、茅ヶ崎独特の掛け声とともに。
寒川神社(寒川町)の露払いで、鶴嶺神社(茅ケ崎市)を先頭に、近郷各神社を宮立ちした40基あまりのお御輿が 茅ケ崎の南湖海岸に集まり始める。
朝日が高く上がる頃には、 幾重にも取り巻く 観客の熱気に包まれながら、いよいよ「浜降り」が始まる。
浜降りとは 読んで字の如く「はまおり」で、血気盛んな若者は、海に入りたがる。
元々、寒川神社の御神体が、海に打ち上げられた事から始まるといわれ、昔から海に輿を入れていたみたいだ。
だが、長老たちは 余り輿を海につけたくないらしい、海に輿を入れると 早く痛むそうだ。
御輿は、老若男女の担ぎ手に もまれ、海に分け入り、禊ぎ(みそぎ)を行なう ため、海の中へ、そして輿をもむ。
ひと期し終わると、浜に上がって、所定の場所に勢揃いし、 古式に則り 砂盛りの礼をとり行なう。
浜降祭は、関東三大奇祭のひとつでもある。
2002
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2003
2005年度・子供達が作ったちょうちんが並ぶ
八王子神社
八王子神社
2004年度
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※音が出ます
2004年度その他のスナップ写真→
寒川神社の浜降り祭縁起によれば・・・
「その昔、寒川神社の神輿が、大磯で行なわれた国府(こうのまち)祭りの帰途、馬入川を渡るとき、 折からの洪水で流され、行方不明になった。
のちに、茅ケ崎の海で、浜にうちあげられていた 寒川神社のご神体を、孫七という漁夫が 偶然発見した。
以後、その日が 茅ケ崎の浜に渡御(とぎょ)するのが習わしになり、浜降り祭となった」
ご神体自体は私も見たことがないが、木造の像だと思われる。
鎌倉時代に始まったとされる浜降祭、以前は“みそぎの祭”といわれ、6月30日に行なわれていたというが、 現在の海の日になる前までは,7月14日から15日早朝に行われていた。
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