香川県の金毘羅さん

香川県と言えば、なって言っても、とりあえず「讃岐うどん」、ぶっかけ饂飩(うどん)は 汁が無くてもうまい。

うまく感じるのは喉越し、つまり「饂飩の腰」だと思います。
ツーリングの目的地に、金毘羅さんと饂飩を外すわけがありません。

真夏の暑い日、ライダースーツは パンツもメッシュ(網状)になっており、色はシルバーで夏の日差しをギラギラ反射する。
見ている方は とても暑そうに見えるだろう、じろじろ見られていた・・・。

本当は「確かに、暑い!」が、

背中を日焼け(ほぼ火傷)で、ツーリングを途中断念、すごすご家に帰った記憶があり、直射日光が苦手になってしまった。

暑いけど まだメッシュのスーツを着ていた方が、日焼けを防げて具合がいいが、
さすがに金毘羅さんの階段は、ライダースーツとブーツには少しキツイ。
汗も半端なく、このままでは脱水状態にまっしぐら。

でも、このライダースーツのスタイルが、金毘羅さんの上の方にいた、白馬のお馬さんに興味をもたれた。

数人が 尻を向けていたお馬さんを見ていたが、私が近づいたことが分かると、お馬さんの方から 私の方に近付いてきた。
なんか私に話しかけているように、声を出して首を縦に振っていた。「ごめん、馬語は理解できないんだよ〜」
「馬ってかわいいもんだな、目ん玉も大きいし、人参でも持っていたらよかったな」

汗だくの「金毘羅詣で」を終え、下に降りたら、饂飩でしょう!

お腹が空いている事もあり、涼しいところへ早く避難したいのもあって、階段脇に饂飩の幟(のぼり)が見え すぐに中にはいいった。
ここは饂飩専門店ではなく、半分はお土産屋さん、失敗しました、やらかしました、考えなしでした。

饂飩がひどい、(黒い)汁(つゆ)は しょっぱい、・・・これは土産で売ってる饂飩ではなかろうか・・・
少々まずい物でも残さずいただきますが、江戸っ子が食べる蕎麦汁より しょっぱい!

気を利かせて「熱中症の予防に必要な塩分を、と、私に作ってくれた?」の・・・では ないよね。
食べ終わり、セルフの冷水器の前で、冷たい水を たて続きに5〜6杯飲んでいると、店の人が全員見ていた。

バイクにまたがり、裏路地から出る時に、製麺工場を目にした。「おや〜・・・」
その工場で作っている饂飩を、その場で食べれる、言ってみればイートイン。

少し考えた。

お腹に聞いてみた・・・たぷん たぷん

ぶっかけ饂飩を食べる事にした。「本格的に讃岐だ!」
土産屋?で食べたうどんよりは美味いが、腰が今一つだった。
止めればいいのに、面倒なので そこの饂飩を自宅に土産として宅配した。

饂飩と水で、お腹が「タポンタポン」、危うく「鼻からうどん〜♪」

四国ツーリングで 饂飩が美味いと感じたのは、高速道路のサービスエリアと 徳島のフェリー乗り場の売店。

香川県だからと言っても、何処の饂飩屋でも美味いわけではないと、後日教えてもらった。
土産で送ってきた饂飩、やはりガッカリ、事前にリサーチが必要と思い知らされました。


床屋がチョッとネタ




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