Q Vo,2


松久(仮名)編 〔通称Q(キュー)〕で、大学を留年したキューちゃんを励ます会。

大学の単位を一つ逃し,大変悔やまれるが留年をしてしまい、家にいても気まずいのか、きょうは犬を連れてカンカンの前を通り過ぎようとしていた。

「キュー」、呼び止めて「カンカンで残念会しよう、一杯呑もう」と誘う、「犬を飼っていたなんて知らなかったよ、何て名前?。」 犬の名前を聞いたら歯切れの悪い返事。

「あの〜ですねぇ・・・ラッキーと言います・・・エヘヘ」   店長「ラッキー?」      「はい、私アンラッキーですけどエヘ」などと 聞いてもいないことを言っていた、「ショックは深いな」。

「8時に来て」と約束しておいた。

ところが、8時になっても来ない、従業員の武本(仮名)が「電話しましょうか」といって電話をしていた。

いき成り 受話器に向かい「ラッ キィーでーす!!」と叫んでいた。

ところが、武本の様子がおかしい「はっ、はい は、カンカンです、ハイ・・・」などと言う調子だ。

「どうしたタケ?」   「キューちゃんが出たと思ってたら お父さんでした」    

「えっ、タケおまえ キューのお父さんに・ラッキーですー・なんて言っちゃったの」     「はい・・・」     

「まずいよ、まずい・・・困ったな、いまナーバスな時にまったく!」

キューが来てから今の話をしたら「最初 私が電話に出ましたが、親子電話のスイッチが下にあり、おやじが切り替えて 出たらしい」などと言っていた。

武本は電話で失敗した場合、自分の名前は名乗らず「カンカンです」と名乗る。

キューちゃんのお父さんは 電話を掛けて来たのは どうも店長だと思っている。

「キュー、ちゃんと店長じゃなかったと言っとけよ」     キュー 「大丈夫ですよ〜」

「大丈夫じゃねーよ・・・う〜ごかいだ〜誤解」by店長


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