万年筆のインキ(インク)

最近、漢字の筆順(書き順)を気にし始めている。
仕事柄、文字を書く機会が殆どないが、ありがたいことに 最近TVでも 漢字の筆順がクイズになっている。
多くの方が、パソコンを使い始めてから、文字を書く事が減ってきた、と感じているのでは?

そこで、書き順も含め文字を書く練習に、万年筆を使い始めた。
書いた文字の「とめ、はね」が 後で見ても多少判るし、リズム(書くスピード)も 色に出ると思われるからです。

筆順を気にするようになり、美文字とは程遠い汚い文字を紙に「のたくらせて」」書いていたが、
最近、多少の改善は見られる。? (が、人と比べるレベルには到底なれないだろう。)

万年筆は、家の中を捜索し発見した。なんと!、
中学の入学祝にもらった「プラチナ万年筆のプラチナポケット」と、他に「モンブラン万年筆」が出てきた。
一緒に、40年を超えた古いインキも出てきた。

歳月が40年超のウイスキーなら大歓迎だが、インクの場合ご覧のように(下、写真)半分以下になっている。
プラチナ、パイロット、モンブラン(ヨーロッパ共通)のインキ(インク)が出てきた。

*プラチナのインキは元ブルーブラックが濃くなっていて「ミッドナイト,ブルーブラック」などと 自分なりに名称を付けたくなるような色に変化していた。(使ってしまい写真にはない)
*パイロットの場合も然り、いい色に濃くなっていていた。

日本のインキの減り具合は 概ね揃っていたが、モンブラン(ヨーロッパ共通カートリッジ)のインキは、
減り方に「ばらつき」がある。
(写真、右の4本) 中には 完全に乾燥していたり 1/3位になっていたものもある。

!問題は色。

ブルーブラックが、な、なんと・・・茶色に?
インクの中に鉄分が有るらしく 酸化しての茶色に成ったのだと思うが、「とてもビックリ!」

この色の違いは、カートリッジの「作り」自体?
日本のカートリッジはクオリティー(品質)が高いからと思っている。

高クオリティーが40年を過ぎて分かった今、 なにか・・・感動をした。

日本の職人さん、製造器械?屋さんに ありがとう。

2013.3.12
つづく



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