アトピー性皮膚炎


理容店でアトピー性皮膚炎の対処を 聞かれる事が有ります。

もちろん専門外です、私、個人なりにとして、今まで見聞きした事などを 
お話をしています。

アトピー性皮膚炎は 炎症を伴ない 痒
(かゆ)くて辛(つら)い症状が出ますね。

現在アトピーの定義はまだ出せないそうです、「アレルギーではない」と言う人もいますが・・・
前はこのように言っていました(私はアレルギーだと思って カンカンのお客さんと話をしています。)

ステロイドの害を唱える方も多くおります。
巷のサイトには 脱ステロイド、脱プロトピック、脱保湿療法、を提唱し その治療方法が 取り立たされております。

私の考えとしては「最後には ステロイド剤の使用を止めるように治療する。」と考えてます。

私の娘が 自分が行けない日に アトピーに関しての講習(第4回アトピー性皮膚炎講演会)に 行ってくれました。
ステロイドやアトピーの治療に プロトピックが使われるなら 気を付けて下さい。

ステロイドが入ってないと言われている薬品にも ステロイドが少量 入っている場合が有ると言ってました。

最近 脱ステロイドを掲げる病院も多いのですが、ツイッターで「アトピーきほん帳」(管理人:さな吉)さんのような
体験や考えが、とても参考に成ると思います。

※ある方の体験談

昔、アメリカに行って アトピーの治療を行ってきた方がおりました。
本人が言うのには、「治療で だいぶ症状の改善?しました、あと少しなので自分で取り組みます」と言ってた。
しかし、皮膚の色は通常の色とは思えませんでした。

しかも 当時、400〜600万円費用とアメリカでの数カ月の長期入院です。
経費の面で万人向けとは言えません。

その貴重な体験談を聞きました(2007年1月)が・・・。

-大筋はこうです- 

*まずアトピーになる人はアレルギー体質である。
*アトピーは体に入った バクテリアに反応したアレルギー反応でもあるし、
*一緒に その他のアレルゲンにも反応して、かゆみが伴い色素沈着しと皮膚が硬化する。
*バクテリヤに効く内服薬の処方をしてもらうと同時に 適量な塗布薬(塗り薬)の使用だそうです。

つまり 体の中の その人のアレルゲンの一つ、バクテリヤを薬(抗生物質)でおさえ 
かゆみの軽減と、塗り薬(たぶんヒスタミン軟膏)でも痒みをおさえる事で 
皮膚を爪で掻かないようにし アレルゲンが入りにくい皮膚構造に戻すようにする。
内服と外用薬で 同時進行で治療をするようです。

後記 必読 ********************************************************

※ 「アメリカに行って アトピーの治療を行ってきた方」の 後日談。

上記の約2年後です、<びっくりしました>!!
現在、彼は片目が失明しています。
−−勿論、因果関係が「アメリカでのアトピーの治療」だとは言えませんが。
黒いはずの瞳は白く濁り、赤ら顔でアトピー自体も治っておりません。
網膜はく離と言ってましたが、黒目部分が白濁した状態で 白内障ではないかと思います。
彼は今まで、目の治療の為 5回入院手術をしたと 言っておりました。

なぜこんな報告を記するかといえば、・・・

私は ステロイドの多量投与は「白内障になりやすい」と 昔 聞いたことがあるのです。
無論 真相はわかりませんが、あるコンタクトメーカーに勤めているお客さんに聞いたところ
やはり、「ステロイド(の使いすぎ?)は 白内障になりやすいと 聞いている」と言ってました。

早く、IPS細胞治療が早く確立して、だれでも治療が受けれるように 願ってます。

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しかし アトピーはアレルギーと関係が無いと言う 先生もいます。

さらに、「保湿する事、掻かない事、ステロイドで症状をコントロールする事」で 
アトピーを完治する事は出来ない。
「その間逆を行なうことで 完治した事例がある」と 言ってます。
つまり
(保湿はしないで)皮膚を乾燥させる・眠れない場合掻いてよし・ステロイド、プロトピックは使わない、です。 

これを 子供のためにやろうとすると 1年くらい醜い皮膚を晒す事になります。
親が我慢できるでしょうか、治るならやる価値はあるのですが・・・

しかし 周囲の目は 虐待にも見えると思います。
当然 「無知の罪悪」ですが これに耐えていかなければ これらの治療方法は出来ません。


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個人的なアドバイスは以下のようです、一つの意見程度とお考え下さい。

1・身体の洗い方

 ・体を洗う時は 濡らした体に 症状が出ているところだけなるべく石鹸は使わないか、
使うとしたら低刺激性の石鹸を手のひらで泡立て 手のひらで洗うようにして、」
ナイロンタオル、スポンジは使用しない、たわしなど持っての外。
  (頭や顔と同じですね!石鹸の使いすぎも皮膚の潤いを無くします程々に)。

2・皮膚を乾燥させない 

 ・お風呂上りに皮膚が乾燥しないように 必ず保湿クリームを塗ること!
  皮膚が乾燥するのはお風呂から出てすぐ始まる、3分以内にクリームを塗り終わる事  通常出来ませんね、お風呂場で塗る事お勧め、湿度も多いですから、せめて脱衣所です。
  体を軽くふいたら すぐ塗ることで乾燥が収まると 痒みも減るそうです。

3・痒
(かゆ)い時の対処法を自分なりに見つける。

 ・洗えるなら洗いましょう、皮膚が乾燥していると 異常な痒みが出ます。
  (こすっちゃダメよ、石鹸使ってもいいから上記のようにネ)

 ・清涼感のあるローション!天然成分の物(シーブリーズ)などで痒みをごまかす。
  その後乾燥しないように 保湿クリームを塗る

 ・上記のローションなどで痒みを抑える場合 アルコールが入っていますので、とくに乾燥には気をつける。

 ・最後の手段として 薬を使う。
  ただーし!量が肝心、使うときにはお医者さんの指示通りに、1〜2週間以内に診察を受ける  炎症が治まっても暫く使いつづけ 皮下組織の炎症まで抑えましょう。
  炎症が深いところで残っている場合 他の部分より 皮膚をつまんだ時 硬く感じるそうです
 
4・アレルゲンを知る (食品なら それらを食べない事と同じで)
 
 ・お医者さんでアレルギー反応(パッチ)テストを受ける。

 ・自分で試しながら原因を探す 知識をつけ自分なりに考えよう。

5・自室の掃除、換気、出来れば太陽光の取り入れ
  
 ・掃除機の排気は非常に良くありません、窓を開け排気を外に向ける。
  (何処にでもいるダニに対応・先にハタキもパタパタ掛けましょう)

 ・押入れ、箪笥
(タンス)の中へ 扇風機で風を送る。
  (カビに対応・掃除機の排気を外に出す扇風機は有効)

6・食事 (アレルゲンを知っていれば良いとおもいます)


 ・バランスの良い食事を取る(農薬が多く使われている野菜は避けましょう)

 ・もし食品アレルギーがある場合 
 アレルギーの元と成りうる食品を取る場合 体に聞いてみよう。
  (たまご、牛乳、大豆、等々、!これらが絶対ダメと言ってませんヨ)

7・ストレスに気をつける

 ・必要なストレスもあります、運動ですね。

 ・顔に炎症があるとストレスになったりします「気にするな」と言われても無理ですよね?
  
  お医者さんのステロイドは 一時的ですが炎症によく効きます。
  ただし適切に使いましょう 適当に使っていると長引きます。
  完全に(皮下組織まで)炎症が収まったら 薬を止める。 
  さらに 皮膚の清潔保持と乾燥予防、ひっかく癖(くせ?)を自覚する。

  以上アドバイスは このような(上記)事です。

お子様はひっ掻くなと言っても無理、掻きたくなったら自分の手を握る様に教え 出来たら誉めましょう。
気をそらしてあげるようにして、

叱らないで下さいね、ストレスに成るよりは 少しくらい掻いてもいいでしょ。


子供はなかなか上記のことを 自分から出来ませんから、大人(親)が頑張らなくてはいけませんね。

逆説を書くと「大人になったら 自分で治せ」と言う事です。(かなり誤解を招く言い方ですが、
要は自分の治療方法を見つける事です)!だからここに書く事も 気にすることはありません。

アトピーが治るとは どのような事でしょう。(と 書くと「なに言ってんの」と 突込みが入りそうですが)
案外、薬で症状を止めているだけの人が 「最近はチャンと薬を使って 治ってきた」と 思っていませんか。

お医者様から頂いてきた 塗り薬(軟膏)は たいていの場合ステロイドです(炎症を抑えるだけの物)。
このステロイドと、抗ヒスタミン、最近では免疫抑制外用剤プロトピックも処方されるようです。

実は、完治させる場合 これら薬の いつか使用を止めなければなりません、薬はあくまでも炎症止めです

「治れば 薬いらないじゃん」、そんな生やさしくはありません、治ってないうちに止めるのです。

徐々に止めるか、お勧めしないが一度に止めるかです。

現にアトピーの方は、リバウンドの事も知っていると思いますが、今までの 薬の使用量と 体質にもよりますが、
使用量が多い人ほど壮絶な戦い(又は長期)になります。

薬を使っていても、少しづつ止めていく方法を取る お医者様もおります。
この場合長期戦になりますがその覚悟があれば 言いつけ通り(医者の)最後まで戦う事です。

知識が偏ってはいけないと思いますが ご自分が信じた方法で完治を目指すのもいいでしょう。

アトピーの知識が出来て、最後には
結局は自分で判断して どの医者を選ぶか、医者に頼らず自分を選ぶかです。
(例えば、脱ステロイドに挑戦する等を選ぶのかです。)

治ると信じて、ガンバって下さい 治っている人も何人か見てます。

安易に治療方法をひけらかしたり 脅かすつもりは毛頭ありませんが、
ここのコーナーを読んで勘違いする事がないように、
自分自身で よく考えて行動(治療)してください。

シャンプーの方も気を使って下さいね→(シャンプー10か条へ)


ステロイドの副作用

ステロイド薬は炎症がひどい場合や 痒みがひどい場合、劇的に効果のある薬です。

しかし、高濃度のステロイドで白内障になりやすい副作用もあるみたいですし、
さらには 自分の副腎皮質ホルモンが作られ難く成るよう事もあるようです。

間違った使用方法で長期に使いつづけると、感染症を起こしやすくなったり、皮膚が薄くなって赤ら顔になり、
ひどい場合は「象皮病」のような、皮膚が全体に肥厚し,浮腫性で表面の色も、触った感触も
象の皮膚を思わせる外観になります。

劇的に症状が収まりますが、くれぐれも使い方をも違えないように!。
使用には、信頼できるお医者さんの指示に従ってください。

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下の新聞記事を読むと、アレルギ−に効く薬が出来そうですけどね。

2002/10/7 朝日新聞

りんご 少し前の新聞でも 取り上げられていましたが 体に良いんだね。 
(青森のりんごが一番好きだ!)

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